全盲で一人暮らしの女性宅に殺人の罪で追われている男が転がり込む、という乙一らしい奇妙な設定と巧みな心理描写で楽しく読めましたし、ハートフルな真相で良い余韻に浸れました。
ただ、事件の真相は容易に想像出来てしまったので、ミステリーとしては物足りなさが残りました。
読書状況:読み終わった
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あ行の作家
- 感想投稿日 : 2016年5月24日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年5月24日
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