雪の山荘に閉じ込められた「新島ともかパート」と東京の事務所にいる「森江春策パート」が並行していくのですが、携帯電話が舞台設定をぶち壊していますし、森江春策パートから真相へアプローチしていくので、疑心暗鬼になりながらも真相に辿り着く、というクローズド・サークルならではの面白味はあまりありません。
トリックも大掛かりな割には犯人は何がしたかったのかよく分からず中途半端な印象です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
あ行の作家
- 感想投稿日 : 2016年11月9日
- 読了日 : 2016年11月9日
- 本棚登録日 : 2016年11月9日
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