HONZより。
精子提供、自分も精子バンクに精子提供したら自分の遺伝子をたくさん残せるのかな、、なんて簡単に考えたことはあるが、確かにその子供たちがどう思うのか、今の自分の家族がどう思うのか?という発想に欠けた、安易な考え方だったことに、この本を読むと気付かされる。
夫の無精子症などにより、他人の精子を使った不妊治療は、遺伝的な父親を知らない子供たちを生みだした。そして、育ての親とは別にどうしても遺伝的な父親を探してしまう、それは、切実な、父親を知りたい!という気持ちの問題だったり、引き継いでしまった遺伝病の解明のためだったりする。
解決手段としては、父親を知る権利を与えること。
そうだね、いろいろあるけど、少なくとも、隠し事はなし、だよね、家族の中では。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月9日
- 読了日 : 2012年9月9日
- 本棚登録日 : 2012年9月9日
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