アメーバ経営: ひとりひとりの社員が主役

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2006年9月1日発売)
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アメーバ経営とは、組織を小さなユニットに分け、独立採算性を見える化し、生産性を向上させようというもの。そこは、組織の価値観を「フィロソフィー」で共有してセクショナリズムに陥らせないところもミソ。
経営の見える化ツールとしての、部門別管理会計システムが面白いと思った。特に、組織部門(アメーバ)間でのやり取りも、社内売・社内買いとして利益も乗せて完結させるところはユニーク。また、それを時間あたりに割って、現場の一人ひとりにも生産性が明確になるよう工夫されている。
それぞれの計画についても、目標数値だけではなく、金額ベースに換算するとのことで、本部部門にはシビアだが、ここまで徹底することで別次元の力が湧くんだろうと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネジメント
感想投稿日 : 2014年11月5日
読了日 : 2014年11月5日
本棚登録日 : 2014年11月5日

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