やがて魔剱のアリスベル (4) 緋色の挑戦者 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年5月10日発売)
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感想 : 3
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壮絶なアリアでのネタバレが頂けない。

これじゃ、不知火の正体が……。
アリア最新巻では、確かに不知火の怪しさは醸し出してましたが、最初の部分で台無しです。

こう書くと、ただのアリア信者なのですが、やっぱりアリア本編が終わってからというか……緋弾のアリアになってからの方が……。
もうアリア問題を解決する未来が確定したわけですし、なんとも。

アリスベル自体はわるくありませんが、緋弾のアリアしか読んでない人にはさっぱりだし、その逆も同じ。

両方読んでいるは、うーんとなるかも。


早く出過ぎた。
一言いえば、やはりアリアの焼き回し感が拭いきれない。

チュンの思想について、いかに日本を奪い取ろうと日本人が持つ独特な特徴がない限りは、青い沼は生まれる。
現状そこまで綺麗だとはいえない。日本人にもクズはたくさんいて、食べ物を粗末にしたり、ポイ捨てしたり、友情をまるでカスみたいに吐き捨てるのもいる。
幻想という言葉が一番ふさわしい。
大体どこにあの大陸の、人間を受け入れる場所がある? 日本の何倍なのか?
それに日本も貧困はある。
だが、チュンには見たイメージが強すぎて、そう見えてしまったんだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2014年6月16日
読了日 : 2014年7月27日
本棚登録日 : 2014年7月27日

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