肩を並べて連れ添う表紙が印象(旧版は並んで歩く2人の表紙もまた違った趣で好い)に残るラスト。
読み終えて思ったことは、百合は百合でも掴み取る百合で年の差、乙女の家庭環境の事情上故に同性同士の恋愛の壁以上の障壁としての社会に生きていくための基盤であったり、立場を築くことであったりと物事を、将来を見据えて2人が未来に向かって歩むために取り組み、進む姿はただイチャイチャするだけではない足が地に着いた幸福に包まれた百合であった。
不穏な空気が出たり、一波乱が起きたりと甘々な成分もみせつつ、波もあって堅固な構成からの〆方で評価の高さも頷ける。素晴らしい作品でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
電子コミック
- 感想投稿日 : 2017年10月14日
- 読了日 : 2017年10月14日
- 本棚登録日 : 2017年10月14日
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