読まず嫌いだったけど良かった。
タイトル、各話の文章量、区切りで入る原さんの絵、どれもが上手く合わさって、程よい緊張感を持って進んでいく。
南米という日本の裏側の、価値観も景色も違う旅先で思いだすのは日本のくらしのなかの、あたたかいような、なまぐさいような、せつないような、日々のディテールで、この南米っていう設定がスパイスのように効いているような気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文芸書
- 感想投稿日 : 2012年9月5日
- 読了日 : 2012年9月1日
- 本棚登録日 : 2012年9月1日
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