あずみ: やえと左近 (16) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1999年12月18日発売)
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本棚登録 : 105
感想 : 4
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連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ・小山ゆう
感想投稿日 : 2011年12月3日
本棚登録日 : 2011年12月3日

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