著者 :
  • 講談社 (2015年5月12日発売)
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本棚登録 : 85
感想 : 7
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主人公もその祖父も彼女も、誰も彼もが「憤り」を抱えていて、登場人物全員が、結果「憤り」を吐き出したんでは無かろうか。その「ほとばしり」が、読書中バイオレンスな気持ちへ引き込まれ、鉄と血のツンとした臭いを思い起こさせる。 台湾国民党と、中国共産党との歴史的わだかまりを、もう少し学んでから読むと印象が変わるだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学
感想投稿日 : 2016年9月20日
読了日 : 2016年9月20日
本棚登録日 : 2015年7月21日

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