西加奈子のちょっと不思議な短編集。
『炎上する君』の梨田と浜中。
強い言葉の裏にいる、本当の彼女たちが、とても愛しく感じられた。
恋に落ちた彼女たちの姿を思い浮かべたら、勇気が出た。
『ある風船の落下』の私。
何物にも縛られない、苦しみのない世界。
でもそこに、人との関わりは存在しない。
誰かと近付き、傷つくことを怖がっていてはダメなんだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
西 加奈子
- 感想投稿日 : 2012年7月29日
- 読了日 : 2010年8月28日
- 本棚登録日 : 2010年8月28日
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