レビュー by hirominさん
「総理大臣の孫の誘拐」を軸に話はすすんでいきます。
実行犯はわかっており、警察との駆け引きもほとんどないため、ハラハラドキドキ。。っていうのはあまりないですが、読後感がよいお話でした。
まるまるハッピーエンド、というわけではないので、一口に「読後感がよい」と言ってしまうのもどうかと思いますが。
「誘拐」という犯罪の中において、犯人に対するどろどろとした人間の嫌らしさを感じさせないところがそう感じる原因でしょうか。
すこし青臭いかもしれませんが、人は信じられる、というのを感じさせてくれるお話でした。
余談ですが、国賓の警備のなか、誘拐犯の捜査に駆り出された現場の警察官は大変だったろうなぁ、と思ってしまいました。そこだけは犯人がニクいかも。
あとは実行犯が娘の親友2人のうち、ひとりだけ名前を思い出せないとかわざわざ書いちゃうのはネタバレに近いので、あそこはもう少しうまく描写してほしかったなぁ。
レビュー登録日 : 2011年12月04日
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