死を語り生を思う (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年10月25日発売)
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本棚登録 : 30
感想 : 3
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最後の対談者が紹介した、免疫系が脳を拒絶する話のみ面白かった。

幼子の鳴き声に、単なる不快感以上のものを感じる小川洋子の感性は、独特だな。個人的にツボなんだよな。この辺りが。

対談者の五木寛之の問題意識が研ぎ澄まされていないことが全体的につまらない原因だ。五木はたくさん話すが、それがつまらない上に対談者として、話し相手として、本当にダメだ。以前も、香山リカとの対談で同じようなことを感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本<エッセイ・対談>
感想投稿日 : 2017年1月10日
読了日 : 2017年1月10日
本棚登録日 : 2017年1月10日

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