東山さんの絵と同じく、静かな、けれども豊かな詩画集。大学時代に購入し、約20年ぶりに読み返した。
一頁、一頁に出てくるパラグラフが喜び、そして悲しみをすくい取ってくれる。とくに青年の自殺について描かれていたことは新たな驚きだった。
後記にある「パリに捧げる」との一文に、同感する。
なぜなら僕もパリという街を歩き、心から愛しているから。
目や耳の五感でなく、心で何かを感じる一書だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2012年4月25日
- 読了日 : 2008年5月2日
- 本棚登録日 : 2012年4月25日
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