行政書士という法律家の世界―21世紀に羽ばたく日本の「事務弁護士」

著者 :
  • 恒友出版 (2000年1月1日発売)
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感想 : 1
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10年前の本なのに、その内容はいまだ色あせていない。

行政書士試験合格後、色々と本を読んでいるが、この本が一番、私に刺激を与えてくれた。「いよいよこれからだな」と思わせてくれた。私も法律家としての矜持を持ちたいと思った。

どんな試験もそうだが、試験までの道のりとその後は全く別物。精進しなければ、すぐにボロが出る。

クライエント=困っている人を自分の専門外だからと言って、断るのではなく、全て受けて立つ、という著者の主張がすがすがしい。

ただ、やはり「事務弁護士」という命名はいかがなものか・・・。書類コンサルタントなど、色々な人が行政書士を一言で言い切ろうと頑張っているが、一言で言えないことに、この資格の面白さがあるのではないか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本<法律>
感想投稿日 : 2011年6月28日
読了日 : 2010年2月8日
本棚登録日 : 2011年6月28日

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