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罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)についてのhirooasoさんのレビュー


レビュー by hirooasoさん

小説   読み終わった  読了日 : 2011年08月23日  5  登録日: 2011年08月23日

終わったー 

エピローグは、もう目がうるうるして、だめでした。 
ソーニャが読み上げるラザロの復活のシーンが震える。 

ぼくは、ラスコーリニコフがいとおしくてたまらない。 
そして同時にスヴィドリガイロフも。 
誰しも持つ人間の選民思想を、ラスコーリニコフは実際に、そして最も残酷なやり方で体現した。自分の持つ信念にしたがって。 
しかし、彼はナポレオンではなかった。その人間的な弱さ(信念は相変わらず揺るがないが)にも魅力を感じる。そして、最後に訪れる復活。心からの祝福を送りたいと思った。 

一方、スヴィドリガイロフの方も、僕は大好きです。というか、肩入れしてしまいました。悪というか、素直なんです、ほんとに。 

魅力的なキャラクターや場面が多すぎて多すぎて、本当に楽しい時間を過ごせました。 

すごい小説でした、やっぱり。 レビュー登録日 : 2011年08月23日


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