人間の闇を切り取り、白日の下に晒した圧倒的な迫力。
ベトナム戦争に従軍記者として同行し、ゲリラに襲われ、200人いた部隊のうち、著者含めてわずか17人しか生き残らなかったという壮絶な経験がベースになっている。
熱帯雨林の湿気、米兵の体臭や血、死者から流れる腐臭など、本から体温と匂いを感じてしまうくらい、凄まじく強烈な作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月6日
- 読了日 : 2012年6月6日
- 本棚登録日 : 2012年4月22日
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