誇り高き失恋ロマンチスト、武者小路実篤!
友情、愛と死に続いて3作目読了。
あ、目が合った!
いま、絶対俺に微笑んでくれた!
俺のこと好きに違いない!
結婚だ!やったぜ!
他の方と婚約しました…orz
ってゆーお話。
これは、本当におめでたい。主人公が笑けるくらいおめでたい楽天的夢想家。
鶴という恋する女性をこれでもかってくらい理想化し偶像化して、チマチマあーでもないこーでもないって一人で考えて何のアクションも起こさぬまま振られるっていう、救いようの無いストーリー。
巻末の阿川さんの解説がなんとも痛快。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説-ま行
- 感想投稿日 : 2012年8月26日
- 読了日 : 2012年8月26日
- 本棚登録日 : 2012年8月22日
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