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雑多なジャンルが入るでしょう。ブログの簡易版として相互利用していくつもりです。
レビュー by hito1124さん
「獣の奏者」の物語が、王獣と闘蛇の因縁をエリンの目を通したお話とすれば、この物語はその世界に生きる人々のささやかな日常、ひとときの小さなエピソードを紡いだお話です。つまりベクトルがまったく違っていて、キャラクタの生々しい側面をリアルに繊細に感じることができました。本編のちょっとした描写からでも人々の感情のゆらぎがうまく描写されてはいましたが、これだけ正面切って描かれると確かになかなかの「引力」です。イアルの、エリンの、エサルの、それぞれだけに秘められた物語が痛々しくも眩しくて惹かれます。たしかに大人向けだとは感じましたが、子どもにも、この、いい大人同士の恋愛の物語を味わっても欲しいとも思いました。年代で分けられない大事なものがあると思ったので。 レビュー登録日 : 2012年02月03日
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