私の男 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2010年4月9日発売)
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本棚登録 : 8381
感想 : 905

2016.08.01
圧倒的だった。目が離せなくて一気に読んだ。
受け入れられない、汚くて気持ち悪い世界が続くのに、時間を遡る書き方が良かった。
最終章、津波の場面は胸に迫るものがあったし、目の前に現れた淳吾はとても美しくかかれていて、全て許してしまえるくらい魅力的だった。
最後にこんなに登場人物を魅力的に書いて、納得いかせる桜庭さん、すごい。

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感想投稿日 : 2016年8月2日
本棚登録日 : 2016年8月1日

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