鉄道きょうだい

  • 教文館 (2011年12月1日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 11
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スパイ容疑で捕まってしまった父親の留守を守る3兄弟と母親。都会のお屋敷を離れ、田舎の小さな家出ひっそり暮らす4人。3兄弟は駅長さんや、鉄道で働く人たちと仲良く暮している。土砂災害で線路が流されたのを知らせて表彰されたり、亡命ロシア作家を助けたり、冒険に満ちた日々の中、心優しく、誇りをもって生きる大人たちに見守られ、父親の帰還までを、貧しくとも心豊かな生き方を描く。

ネズビットと言えば、ファンタジーという印象が深いが、貧しくとも心豊かな良き時代が、淡々と、しかし時にはドラマチックに描かれ、安心の作品です。今の子は、どう感じるのかなあ?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学(海外)
感想投稿日 : 2013年7月20日
読了日 : 2013年7月20日
本棚登録日 : 2013年7月16日

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