西鶴諸国ばなし: 現代語訳・西鶴 (小学館ライブラリー 31)

  • 小学館 (1992年7月1日発売)
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 2
3

西鶴諸国ばなしは『全国の不思議な話を集めた物』と冒頭に書かれているが、その実は中国の伝奇物語や全国各地で集めた妖怪話を、西鶴がアレンジした物だとされている。
感覚としては日本昔話のような短編が詰まった短編集。

※最後まで読んだあと、最初の方で西鶴が言っていた「人間こそがばけもの」という意味について考えると面白いかも知れない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学小説
感想投稿日 : 2010年7月31日
読了日 : 2010年7月31日
本棚登録日 : 2010年5月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする