映画の中での映画の話。
トリュフォーはゴダールと比べてまだわかりやすくて良いです。笑
パッケージからしてラブストーリーだと思っていて今まで手を出さずじまいでしたがいやぁもったいないことをしていたなぁ。と。笑
映画のメイキングなんかを見るのが好きな私にとってはピッタリなもんでした。映画製作現場をこうして見るとすごくわくわくします!
映画を製作する映画なんでどんな話になるのだろうかと思いましたが軸となる映画製作の進行も人々の個性溢れるドラマもしっかりと盛り込まれていてとても楽しめました。
それに名台詞の多い作品のように思いました。
印象的で好きなシーンも多い。例えば台詞を覚えられない大物女優のところ。フェリーニの時は口パクで適当にしても良かったのよ!っていうくだり。勝手にマガリ・ノエルだと思ってたけどモデルは違うみたい。誰なんだろうか。笑
あと猫のシーンと挿入されている監督の少年時代のエピソード。
市民ケーンの写真を盗むところもなんか好き。
とにかく登場人物1人1人の個性描写がとても丁寧で愛にあふれているように感じますね。
そして監督という役目の重要さ、そして大きさが垣間見える作品。
昔ではスペクタルものでないラブストーリー映画でも撮影は難航するんだなぁというのも学んだ。アクションとかもいろいろ大変なんだなぁ。笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2012年5月4日
- 読了日 : 2012年5月4日
- 本棚登録日 : 2012年5月4日
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