麻生幾と言えば、インテリジェンスとミリタリー小説。
しかもどちらかと言うと、警察官や自衛官が主人公だったりするんですが、
今回は、民間人のキャリアウーマンが主人公。
始めは下手な恋愛小説家に転向したのか?なんて思ったのですが、
結局はインテリジェンス関連の小説なんですけどね。
あらすじはある殺人事件が発生する直前、偶然、被害者と遭遇した主人公。
その後、色々な問題が起きて精神的に追い込まれていく。
しかし、偶然の出会いと思っていた遭遇が実は…。
ミステリー小説ならば、詰まらない部類に入るのですが、インテリジェンス小説なんで
犯人探し自体はあまり重要じゃないので良いのですが、
今回のオチは伏線があったとは言え、唐突過ぎるかなぁ。
それと、自衛隊と外事警察が動いていたのだけど、主人公がマークされていた動機が
いまいち釈然としない…。
今までに無い描き方は良かったんですけどねぇ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
麻生幾
- 感想投稿日 : 2012年6月21日
- 読了日 : 2011年3月1日
- 本棚登録日 : 2011年3月1日
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