語彙力こそが教養である (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2015年12月10日発売)
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感想 : 23
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まず語彙力が教養のパロメーターであるかの説明から。語彙力は様々なものに触れなければ増えることが無い。そのため語彙が豊富な人は、様々な経験・インプットを重ねてきていることが分かる。また、ある分野に精通しているということは、その分野の語彙を豊富に持っていなくてはいけない。転じて、語彙力があるということはそれだけの分野にまたがった知識があると言える。もちろん個別の知識をバラバラに持つだけでは教養と言えないが、それらを関連付けた上で身につけたのなら「教養がある」と言えるのだろう。

あとはいかにして語彙力を増やすか、と言う話。とりあえず夏目漱石を音読しておけばだいぶマシになるとのこと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年1月28日
読了日 : 2017年1月28日
本棚登録日 : 2017年1月28日

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