ライブ会場の先行販売にて一足先に聴く事が出来ました。
大半は既存の曲の再録音ですが、それらはオリジナルヴァージョンと比べて楽器の数が少ないため、音の厚みと言う点では決して勝るものではありません。が、年月を経て熟成された楽曲たちのまるで夜空にとけ込んでいく様な深みを味わえると言う点ではオリジナルに勝るとも劣らないアルバムになっています。
また、一発録りを心がけて演奏されたのでかなりライブ感覚に近いアルバムとなっている事も特徴です。電気を消して夜空を見上げながら、(あるいは室内プラネタリウム等で雰囲気を作って)聴くと本当に心地よく、鈴の音やハープの音色が心に染み込んできます。夏の夜空より寧ろ秋や冬の夜空に似合うと感じましたので、これからの季節にも合うと思います。一曲一曲と言うより、通してのアルバムとしての完成度に☆5つを捧げます。
今回は、珍しく吉良さん作曲以外の曲(藤野由佳さんの曲)がインストで入っていたり、歌詞カードに演奏者の写真が久
しぶりに使われていたり、と珍しい作りになっています。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2007年12月3日
- 本棚登録日 : 2007年12月3日
みんなの感想をみる