熱くなれる小説、希望を持てる小説ともいえる。著者が「私の本が希望であってほしいと思っています。」とも言っている。著者の筆力と、調査と執筆に6年を費やした努力が、陸上の経験もないただの若者が箱根駅伝に出るというストーリーに、絵空事ではない、現実感、納得さを、与える。そして、世の中にうまく順応できず、不器用にしか生きられないすべての人に「希望」を与えてくれる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ小説
- 感想投稿日 : 2012年9月6日
- 読了日 : 2012年9月5日
- 本棚登録日 : 2012年9月5日
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コメント 1件
KOROPPYさんのコメント
2012/09/07