『チーム』『ヒート』と読んできた読み手にとって、たまらない一冊。
何しろ登場する面々が、所属チームの解散で危機に直面しているあの天才ランナー山城、彼に手を差し伸べる『チーム』で共に戦った学連選抜の、浦、門脇、朝倉、それに『ヒート』でペースメーカーの身ながら山城とデットヒートを演じた甲本、そして学連選抜の監督吉池。これだけのメンバーが山城を支援し、彼が走る。これで面白くないわけがない。
しかも、山城はかつての山城ではなく、けがを克服し二年ぶりのレース。果たして走り切れるか、ゴールの先には何が待っているか、頁をめくるのももどかしい一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ小説
- 感想投稿日 : 2015年11月7日
- 読了日 : 2015年11月4日
- 本棚登録日 : 2015年10月5日
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コメント 2件
azu-azumyさんのコメント
2015/11/08
honno-遊民さんのコメント
2015/11/08