100円のコーラを1000円で売る方法

著者 :
  • 中経出版 (2011年11月29日発売)
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本棚登録 : 3514
感想 : 574
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マーケティング初心者むけ。
商品開発の担当者を主人公にした小説仕立てのマーケティング解説書。
だが、フィリップ・コトラーからマイケル・ポーター、キャズムのジェフリー・ムーアなどのマーケティング・セオリーを駆け足で紹介しており、たとえ話がわかりやすいものの、解説そのものは浅い。

「100円のコーラを1000円で売る方法」とは、高級ホテルのリッツカールトンではコーラを1杯1000円で売っているってこと。『コーラという液体ではなく、サービスという目に見えない価値を売っている。』

『顧客中心主義とは、「顧客が言うことは何でも引き受ける」ということではなく、「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」ということです。』

バリュープロポジションとは『”顧客が望んでいて”、”競合他社が提供できない”、”自社が提供できる”、価値のことです。』

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス・経営・マネジメント・マーケティング
感想投稿日 : 2012年5月13日
読了日 : 2012年5月13日
本棚登録日 : 2012年4月22日

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