エンジンがかかってきた感があります。
四コマと通常の漫画の分量、比率がテンポよく合致してきてきており、作品のゆるふわなテンポを崩さない程度に次第次第にキャラクターを立ててきています。
一巻が不安視されたのは情報量の少なさと思わせるのだと思わせてくれました。
一巻の衝撃?の引きから続く、魔法少女のサポート役二人の対照的なキャラ立てからもう一人の魔法少女の登場につなげて来るのと同じく、敵組織についても人間関係から、各々について触れてきています。
二巻の内容としては申し分ないと思われます。
今回の白眉としては悪の組織の褐色エルフ、エロ女幹部であるところのベラトリックスさん、普段はクールに澄ましている彼女の(行う)エロ妄想ですね。
一巻の時点の顔見せでも一際目立っていた感ありますが、まさかこんな方向でキャラ立ててくるとは思わず、驚かせられました。
今回、彼女にお願いした事と同じくこの作品が長続きするのは確信できました。
外野もさりとて、それでいて白夜とミラの関係はもどかしくも一対一で紡ぎ続けられています。
今回、第一四・一五回で初披露した決め台詞なんてあざといと同時に、お互いの視点から気恥ずかしさを感じられて悶え、萌えさせられました。
ふわっと触れるのもいいですが、散りばめられた数々のフェチも初々しい心理描写も刺さる方には結構嬉しいポイントなのではないでしょうか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
LoveComedy
- 感想投稿日 : 2015年1月19日
- 読了日 : 2015年1月19日
- 本棚登録日 : 2015年1月19日
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