冬の東尋坊から始まり、全体的に重く陰鬱な雰囲気。
自分が生まれず代わりに姉が生まれた平行世界に飛び込んでしまう。
そこで、あの時こうすれば、自分が果たせなかった良い方向への解決を姉があっさりと実現している事実を見せつけられる。
漫然と想像力を働かせないで日々過ごしていたことが悔やまれる。
最後のメールを受けた後、どうすべきか、読者を考えさせる構成。
しかしながら、最後、読者に考えさせるとはいえ、尻切れトンボ感があります。
読了感、いまひとつです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年5月19日
- 読了日 : 2017年5月19日
- 本棚登録日 : 2017年5月19日
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