ノンキャリアながらエリートコースに乗り、警視庁総務部企画課係長という重責を担っていたが、部下の自殺の責任を負わされ、綾瀬署警務課長代理に左遷された、柴崎令司警部を主人公とする短編集。エリート意識が強く、やや自己中心的な主人公にはあまり共感できなかったが、話としてはよくできているものが多かった。「第3室12号の囁き」「片識」「随監」「抱かれぬ子」が特に面白かった。
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- 感想投稿日 : 2016年3月25日
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- 本棚登録日 : 2016年3月25日
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