平安期の古典のどこが出典でどういういきさつかという解説のような部分が時折入るけれど、そこはまあ「そうなのかー」くらいに思いながら読んでいた。この小説は何より、物語の部分がとても美しいと思う。文章が美しい。なまめかしくてやわらかくて胸が苦しくなった。
そしてラストが良い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年8月10日
- 読了日 : 2013年8月10日
- 本棚登録日 : 2013年7月27日
みんなの感想をみる