摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第5巻) (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1996年6月1日発売)
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感想 : 4
5

木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ(少女)
感想投稿日 : 2013年2月28日
読了日 : 2013年2月28日
本棚登録日 : 2013年2月28日

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