純文学を始め、歴史小説、推理、文芸、エッセイと多彩な領域で活動した、無頼派と呼ばれる作家の一人・坂口安吾のエッセイ。代表作ということで読了。
日本文学や作家論、戦争理論、人間の欲まで幅広く綴っている。特に戦争に対する考え方は私にとって新しい視点のひとつで唸るものがあった。冷静な視点を持ちながらも言うべきことは強く鋭く主張する姿勢が随所に読み取れて、すごく好感が持てた。
時間を置いて、また手に取りたい作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学(エッセイ)
- 感想投稿日 : 2013年10月23日
- 読了日 : 2013年10月23日
- 本棚登録日 : 2013年10月22日
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