警官の血 下 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2009年12月24日発売)
3.91
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本棚登録 : 2008
感想 : 170
3

感想は上下合わせてのものです。

3世代にわたる警官の物語。こういう読み応えのある話が結構好きです。それぞれの人物にドラマがありつつも、「初代の死の真相」という共通のテーマもあり縦軸もしっかりしてるし。
で、最終的にはその真相が明らかになるわけなんですが・・・結構早い段階でその真相ってなんとなく想像がついちゃって・・・その点は残念ながらちょっと興ざめ。そしてそれぞれの話とその真相をめぐる話が割と乖離しているようにも感じました。そりゃちょっとは話の接点はあるにせよ。
特に和也の話で顕著に感じました。加賀谷の話とか結構展開がありそうなのに。。
と思ったら続編みたいなのがあるんですね。そっちも読んでみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年4月24日
読了日 : 2015年4月24日
本棚登録日 : 2015年4月24日

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