思い出の映画。
大学時代……だから、はや20年近く前にレンタルビデオで観た一本。当然、DVDではなくVHS。
コメディ。
終始ゆる~い空気で進む物語は、バブル日本の企業戦士を痛烈に皮肉られていた。シュールな笑いがところどころに散りばめられてた。
しかし、ここで描かれていた……世界中から“そう”見られていることを分かっていながらなお、日本人であることに誇りをもって生きる営業マンの姿に、不思議と心打たれた記憶がある。
真田裕之のメリハリのきいたキャラ造詣がなんともいえず良かった。
もしDVD化されているならば、いま一度観てみたい映画。
山崎努は名優だ、と実感した映画。
そして、バブルを知らない現代の若者たちにも見せてあげたい映画。(って、自分も知らないけど)
さらに……20代、30代という働き盛りに
バブルを経験した世代の目にはどう映っていたのか、人生の先輩たちの感想を聞いてみたい映画。
★4つ、9ポイント。
1997年頃。
山本直樹が描いた漫画版も読んだが、そちらも十分面白かった。
若干エロ要素が濃かったけれど(笑)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画(DVD)
- 感想投稿日 : 2015年7月31日
- 読了日 : 2015年7月31日
- 本棚登録日 : 2015年7月31日
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