歴史のなかの新選組

著者 :
  • 岩波書店 (2004年3月25日発売)
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本棚登録 : 57
感想 : 7
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小説や単なる資料ではなく、資料を読み解いた筆者の見解という形で、
ある種新鮮で、冷静に読むことができた。
近藤勇が政治家であるという描き方は、今まで何冊か読んできた小説の中にはないものだった。
それだけにその解釈には興味を覚えたし、確かに実際そうだったのではないかと思う。
小説は、全てが本当なわけではない。
そしてまた、こうした資料も受け手によって捉え方が変わってくることもある。
多くの本と接して、自分なりの新選組を捉えていきたいと思っている自分には、
今まで読んだ資料本の中では一番面白く読めたし、参考にもなった。

とても分かりやすい本だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 史料
感想投稿日 : 2010年7月26日
読了日 : 2005年8月10日
本棚登録日 : 2010年7月26日

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