レビュー by sayさん
こういう本に対してはいつも微妙な気持ちで
基本的には「もうそんなことはやってるよ」「普通そうじゃないの?」
ということが殆どだ。
これの本もこれと言って新しい発見というのはなかった。
インプットするばかりでは意味がない。アウトプットすることが重要だ。
記録することが大事なのではなく、記録をどう使うかが問題だ。
メモを整理する必要がないというが、読み返し書き写してまとめるくらいなら
人によっては整理するのが重要なこともあろう。
効率としては良くないとしても、綺麗に整理することで満足して
ストレスが解消されるのであれば重要だ。
結局は、人によってやり方というものが違うわけで
どう捉え、どう消化し、どう応用していくかだ。
家計簿はつけるのに時間の使い方は記録しないというのは同意。
おかしいと思う。時は金なりという言葉すらあるのに
タイムログをつけている人というのはそんなにいないのでは。
相手の名前がわからないとき、
「名前は」ときき、「○○です」と返ってきたら
「いや、下の名前」
ときくという国会議員のテクニックは中々面白い。
メモをとる姿勢で熱意を見せるというのは、わかるがちょっとどうなのだろう。
個人的に人の話を聞くときは相手の目を見ることが重要で
メモをとる行為は下に見ているもので、同意はしかねる。
ただのポーズであると思ってしまう。
また、偉大な人物たちの言葉を引用することで
自分の論を補強するというが、それで返って安っぽくなることもあると思う。
「議員は考えること、実現すること」が仕事だという話に、
カップ麺の値段がわからないからとたたかれた政治家がいたことを思い出した。
政治家が必要なのは決断力と行動力であって、判断に必要な情報は
秘書や周りの人間から得るので十分、という考えに
国民の何割が同意するだろうか。
するのだとしたら、あんなことで政治家をたたいたりはしなかろうな。
大切なことに集中するため他は人に任せるというのは、
政治家でなくとも忙しく自分の大切なことを持っている人間には
とても重要なことだと思う。
任せるという判断、どれを誰になら任せられるかという判断も
非常に重要な仕事の内であると思う。
登録日 : 2011年08月10日 12:46:39

