女性の視点から見たチェチェン紛争。守り手を紛争によって失った女性達が、人間兵器としてテロに使われる様子を克明に追った一作。本書を書くことで、世界に啓発したつもりであったのに、収まるどころかさらに大きなテロ事件が起こってしまったことへの、やるせない筆者のあとがきが、一番辛い。
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カテゴリ:
戦争
- 感想投稿日 : 2005年12月25日
- 本棚登録日 : 2005年12月25日
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