表題作「人生オークション」不倫の末、傷害事件を起こした叔母りりこと、就職難でバイト生活を送る瑞希は、単身生活を始めたりりこの不用品を、オークションで売ることにした。
ポップな装丁からは想像し難い、かなり考えさせられるいい話でした。
異端な二人が、生きにくい世の中で少しずつ再生していく様子を、サラリと読みやすくまとめられた感じ。
好きですね、この感じ。
著者の本に外れなしです。
もう一つの短編「あめよび」は、かなり切ない。
ゴリちゃんには、もっとしっかりして欲しかったけど、仕方なかったのかな~
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年9月22日
- 読了日 : 2016年9月22日
- 本棚登録日 : 2016年9月15日
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