数学を学ぶことの面白さや「有用性」が、「整理」「順序」「変換」「抽象化」「具体化」「逆の視点」「数学的美」の7つの視点から、分かりやすく語られている。
ここからスタートして、「数学って案外面白そうだな」なんて数学の再勉強を始めたりすると、ふたたびその面倒臭さやややこしさに、「やっぱり数学なんてつまんないや」と投げ出しそうになってしまうのだろうけれど、そんな時にこの本に書かれていることを思い出すと、「そうだった、この問題そのものが解けるか解けないかじゃなくて、解くためにどんなふうにアタマを使えばいいかの訓練をしてるんだった」などと思い直せて、案外、数学への興味を持続させることができるかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2016年7月23日
- 読了日 : 2016年7月23日
- 本棚登録日 : 2016年7月23日
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