Aiさん
小川 洋子
中央公論新社 (2004年06月)
物語全体に横たわる静けさが好き。<br> <br> 夫と別れたり突発性難聴にかかったりと寂しさもあるけれど、<br> 時々ふわりと降り注ぐ優しさに何だか温かくなった。<br> <br> 読み終わった後の余韻に耳を澄ませたくなる本。
大崎 善生
角川書店 (2004年05月)
何気ない日常に浮かぶ孤独、<br> 別れの孤独…<br> 色々な孤独と優しさを含む短編5作。<br> <br> あたしのキライな孤独は、<br> 誰かと一緒に居るのに感じてしまう孤独。<br> あたしが恐れている孤独は、<br> 死別で残されてしまうという孤独。<br> <br>...
秦 建日子
河出書房新社 (2006年09月26日)
犯人の視点にたってみたり、<br> 分かりそうで分からないのが面白くて。<br> 読み進めるのが物凄く楽しかった。<br> 黒いペ−ジでドキっとさせられるのもイイ。<br> <br> アンフェアな月…<br> 誰の心にもぽっかりと浮かんでいる月。
桜井 亜美
幻冬舎 (2006年08月)
彼女の世界は非現実的な世界ではあるけれど、<br> ぐっと近く感じてしまう世界でもある。<br> 振り向くとすぐ後ろにあってドキっとしてしまうような。<br> <br> 愛する存在に出会うコト。<br> それはきっと、<br> どんな自己世界も変えてしまうんだと思った...
河出書房新社 (2005年12月21日)
篠原涼子主演のドラマ『アンフェア』の原作本。<br> 型にはまってなく、単純に面白く読めた。<br> だけど視点が変わりすぎて散漫な感じは…<br> その点ドラマは成功したのかな?<br> <br> 作中の瀬崎の言葉。<br> 「アンフェアな行為というものは、いつも、『正義』の名...
川上 弘美
文藝春秋 (2004年09月03日)
ゆっくりと流れる時間。<br> 穏やかに緩やかに深まる二人の関係。<br> <br> 年齢を超えこんな風にお互いを想い合える、<br> そんな二人がとても幸せで。<br> 最後、ちょっとだけ切なくなった。<br> <br> すごく素敵な時間を味わえる一冊。
幻冬舎 (2006年06月)
桜井亜美の『Singer Song Lovers』を読む。<br> 今回の作品は曲をモチ−フにした短編集。<br> <br> こんなにもシンクロしてしまった小説は本当に久しぶり。<br> とある作品が全くもう完全にあたしの状況と一緒で…<br> mixiが出てきたときにはあまりにもで笑っちゃっ...
山本 文緒
角川書店 (2002年06月)
『―どうか、どうか、私。<br> これから先の人生、他人を愛しすぎないように。<br> 他人を愛しすぎるぐらいなら、自分自身を愛するように。』<br> <br> 読んでてすごく怖くなった。<br> 愛と憎は紙一重。<br> 哀しみも涙も幸福も全て。
島本 理生
角川書店 (2005年02月28日)
彼女の作品は好き。<br> 日常の何気ない景色に言葉が溢れる。<br> <br> こんな風に誰かを想うコトは、とても痛くて切ないけれど。<br> そんな風に誰かを愛せるコトは、きっと幸せなコト。<br> <br> 忘れられない人がいて、忘れられない場所がある。<br> それを...
幻冬舎 (2006年02月)
たった1度の恋、<br> 違う誰かを好きになったとしてもその恋は1つだけ。<br> <br> 璃星のように本当に真っ直ぐに想うコトは難しいかもしれないけれど、<br> それでも誰かを愛しく想ってゆきたいって思える。<br> <br> 読み終えたときすごく切なく澄んだメロテ...
柴崎 友香
河出書房新社 (2005年11月)
『きょうのできごと』の作者。<br> <br> 超美人で傲慢な年下の彼女と、<br> それに振り回されっぱなしな『私』による、<br> 女二人のなりゆき感傷旅行−…というコトだったけれど。<br> 読んでてちょっとイライラ。<br> <br> 読み終えた後、<br> 中学の修学旅...
唯川 恵
集英社 (2000年11月17日)
愛してくれる優しい男と、<br> 不安で仕方がないのに愛してしまう男と。<br> 二人の男の間で揺れ惑う主人公の心模様を描く。<br> 何だかすごくありそうな話で共感を覚えた。<br> 自分だったらどちらを選ぶだろうって考えてみたり。<br> <br> 主人公の最後...
角川書店 (2005年06月25日)
喪失の哀しみを描いたスト−リ−。<br> 恋人が癌で死んでしまうそれまでとその後。<br> 人を愛するというコト、永遠の概念、命の儚さと美しさ。<br> 表現がすごく綺麗だなって思った。<br> <br> 不在というモノの重さ。<br> 心が痛くて涙が止まらなかった。<br> ...
角川書店 (2004年03月25日)
記憶をテ−マに透明感のある文体で綴られている。<br> <br> 『人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない』<br> 書き出しはこう。<br> そして、『なぜなら人には記憶があるから』と続く。<br> そうかもしれないって素直に思えた。<br> どんなに忘...
幻冬舎 (2005年08月)
絶対の美貌を持つ女性、聖良が主人公。<br> その周囲に浮き立つ美しさ故に孤独を抱える。<br> <br> 好きって言われるとすごく嬉しいけど、<br> その反面ドコが好きなの??って否定する自分がいて。<br> 外見が美し過ぎる聖良ならきっと尚更。<br> <br> ...
幻冬舎 (2005年02月)
メ−ルの交換にょって紡がれるスト−リ−。<br> <br> 他人を信じるコトってすごく難しい。<br> 傷があればある程に。<br> 大切な人には自分を、ドロドロしたトコも全部。<br> 受け入れて、大丈夫だょって抱きしめて欲しい。<br> だけど全て見せて拒否られるのはもっとコワ...
幻冬舎 (2004年08月)
全編メ−ルにょって紡がれてゅくスト−リ−。<br> <br> 自分に正直に生きるのってすごく難しいコト。<br> 無意識のぅちに自分をごまかしたりして。<br> <br> 自分とは違った生き方や真っ直ぐな感情に触れ、<br> 澄んでゆく心がとても印象的。<br> 最後のメ−ル、さす...
幻冬舎 (2004年03月)
桜井亜美×蜷川実花(photo)第三弾の作品。<br> <br> 今回はモデルが男の人とゅうコトもあり、<br> 個人的にすごくドキドキさせられてしまいました。<br> ただでさぇ蜷川サンの写真はセクシ−なのに(笑)<br> <br> 颯爽と駆け抜けてゅくスト−リ−。<br> そして余韻がすごく...
MRを取り入れたスト−リ−。<br> 近未来っぽく。<br> <br> 数々のifをきっと誰もがたくさん持ってる。<br> だけどそれを全ては叶えられはしないんだょネ。<br> <br> 読んだ後ちょっとだけ薫る虚しさ。
幻冬舎 (2003年08月)
主人公の視点が男女に分かれてるうちの女性版。<br> <br> 愛するという言葉の意味を学んだ気がした。<br> その重みも。<br> <br> きっと樹里の言葉は彼に届いたと思う。<br> そぅ、信じたいよ。
主人公の視点が男女に分かれてるうちの男性版。<br> <br> 最後、すごく泣きました。<br> 大切な人を守るための選択、<br> そして大切な人への愛を貫く強く儚い姿に。<br> <br> ただ、君に出会えてほんとによかったと思っただけ。<br> 風道が樹里に出会え...
幻冬舎 (2003年04月)
言いたいコトは伝わったけれど、<br> 何だか後味が悪くて好きになれない作品。<br> <br> 誰もがただ幸せになりたいだけなのに、<br> 残ったのは永遠の傷跡だけ。<br> 蝶はドコへ還ったんだろう。
幻冬舎 (2002年04月)
決して好きな人の1番にはなれないという恋を集めた短編集。<br> 亜美の中で1番最初に読んだ作品で、<br> リアルな描写と綺麗なコトバの数々に釘付けになった。<br> <br> 3部構成の中で3話目が1番好き。<br> 色で溢れてく主人公のココロにすごく動かされて。<br...
幻冬舎 (2001年12月)
夢を追い続ける翼に励まされるとともに、<br> 階級制の持つ不条理さを考えさせられた。<br> 所々痛々しくて見ているのがツライ部分もあったけど、<br> 最後のシ−ンには涙が止まらなかった。<br> <br> 遠くを見つめるだけが夢なんじゃなく。<br> 目を閉じてみる...
幻冬舎 (2001年08月)
泣きたいときに堪える強さと、<br> 泣きたいときに泣ける強さ。<br> <br> 愛するコトの幸せと哀しみ。<br>
幻冬舎 (2001年02月)
誰もが奇跡を求めているのかもしれない。<br> 天に祈りを捧げるように、<br> 自分にはどうにも出来ない何かを叶えるため。<br> <br> 命は命のためだけに。<br> 遺伝子が取り上げられた作品だったけれど、<br> 人間が手を出してはイケナイ部分は確かにあるんだ...
幻冬舎 (2000年12月)
桜井亜美×蜷川実花(photo)第二弾の作品。<br> 今回は詩ではなくて小説だったけど。<br> 揺れ動くココロと魅惑的は色彩美にもう釘付けで。<br> <br> 徐々に世界にココロを開いてく少女と、<br> 最後に待ってた結末に涙が止まらなかった。<br> 事実と真実、この世...
幻冬舎 (2000年10月)
作中にも出てくるけれど、<br> この小説を読んでるとCoccoの『樹海の糸』が流れるんだ。<br> <br> 誰にでも忘れられない場所がある。<br> 永遠が住んでる場所。<br> <br> 大人になるとゅうコトは、<br> 選びとった選択に責任を持つコトなのかもしれないって...
幻冬舎 (2000年08月)
ラストシ−ンに涙が止まらなかった。<br> またその描写のコトバがすごく綺麗で。<br> <br> 街に朝が来るまで、この交差点でキスをしよう。<br> それ以外に大切なことなんか、<br> 世界には決して見つからないから。<br> <br> 愛を知って、言えるコトバ。<br>
幻冬舎 (2000年06月)
日記形式で綴られてくスト−リ−。<br> <br> 誰かを信じるのってすごく勇気が必要。<br> 優等生の彼女はきっと自然に危険な道を避けて歩いてたんだよネ。<br> そんな彼女が最後真っ直ぐに想いをぶつけた時、<br> 傷付くコトを恐れずに踏み出す強さを貰った気がしま...
幻冬舎 (2000年04月)
ひんやりと手触りの冷たい亜美の小説。<br> だけど読み終えた時、不思議と温かい切なさが胸に残る。<br> <br> 誰か、何かを大切に思えた時、<br> 世界は変わり始める。<br> きっと少しだけ強くなれる気がする。<br>
幻冬舎 (2000年02月)
まだ、分からない。<br> どっちかを簡単に選べるほど、長く生きてるわけじゃないから。<br> <br> 人生は選択の連続だと思う。<br> だけどその選択はYesかNoだけじゃない。<br> <br> 最後に主人公の出した答えがとても爽快でした。<br>
幻冬舎 (1999年12月)
桜井亜美×蜷川実花(photo)の詩集。<br> <br> 亜美の詩も素敵だけど、<br> ペ−ジをめくる度に魅せられる写真もすごく素敵。<br> こんなにマッチしてる世界は見たコトなくて。<br> <br> 蜷川実花は色を表現する天才だと思う。<br> 写真を撮るきっかけとなった本...
幻冬舎 (1999年07月)
亜美の描く人間像ってすごく真っ直ぐ。<br> そして真っ直ぐ故に傷付きやすくて。<br> まるで研ぎ澄まされた氷の様に。<br> <br> 人は生きてるという実感をどんな時に感じるんだろう。<br> どんな感情の瞬間に感じるんだろう。<br> <br> この小説の最後、...
幻冬舎 (1999年02月)
酒鬼薔薇聖斗を題材にした小説で、<br> 亜美の中でもちょっと異色な衝撃作。<br> <br> 少年時代って家庭がすごく大きいんだと思う。<br> 大袈裟に言って子供にとって家は世界、親は神。<br> 自分を形成する過程でそれはある意味脅威になるのかも。<br> <b...
手紙交換で進められるスト−リ−。<br> <br> 高校1年の頃に読んだ小説だったけど、<br> その当時反抗期真っ最中だったあたしは、<br> この本に救われた部分がたくさんあった。<br> 押し殺してた言葉を素直なままに表現してくれてて。<br> <br> 歳を重ねるに...
幻冬舎 (1998年08月)
待つのは、辛くない。<br> 永遠より長い時間なんて、決して存在しないのだから。<br> <br> 死のうと決めていた彼女が、<br> 最後ココに帰結したのは本当に素敵。<br> <br> 亜美の中で1番好きな作品。<br>
幻冬舎 (1998年02月)
自分自身の声と戦ってるミユウが、<br> 当時辛い片思いをしてた自分と重なって、<br>読んでてすごく切なかった。<br> <br> 好きでいるのは苦しいのに、その人じゃなきゃ駄目で。<br> だけどやっぱり苦しいから素直になれなくて。<br> <br> この本を読み終えて...
う−ん、何だかよく解らないとゅうのが正直な感想。<br> ちょっと苦手目です。<br> <br> だけどエイズに感染してるコトを知った後の、<br>主人公の変化がよく描かれてたと思う。<br> 大切な存在への愛に、生きてるコトの大切さ。<br> <br> 表現に胸が苦しくなりま...
幻冬舎 (1997年11月)
ちょうど失恋した時に読んだ本だった。<br> 大切な人を失った時って自暴自棄になったりしちゃう。<br> 自分自身を否定して、自己嫌悪に陥ったり。<br> 自分が自分であるコトに変わりはないはずなのに。<br> だけどそぅなってしまうのはきっと、<br> 相手が自...
幻冬舎 (1997年02月)
信じて、裏切られて、すごく深い傷を負った時。<br> もぅ、これ以上傷付かない様にと人は信じるコトを止める。<br> そして、ココロをモノに変えてしまう。<br> <br> だけど、人を傷付けるのが確かに人ならば、<br> その傷を癒すのもきっと人で。<br> <br> 人を...
幻冬舎 (1996年03月)
亜美の衝撃デビュ−作。 <br> <br> 亜美に出会い、この本を手にとったのは15歳の頃。<br> 生温いお湯に浸かった生活の中に居て、<br> 彼女の描くリアルな痛さと純真さに衝撃を受けました。<br> 良くも悪くも、今まで持っていた世界観が崩れるほど。 <br> <br> ...
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