もぐもぐの本棚»
この1年本をただ消費していた気がするのでちゃんと感想をまとめておくことにしました。 ついでにこの本棚ってかわいい。
レビュー by もどきさん
見続けるのすら困難。
ここ最近の中で最低の映画。
映画におけるメッセージの低俗さは言わずもがな。
何より、退屈。
中盤のだらだら感はしんどい。
どうしてもメッセージを掴み取りたくて
早送りで最後まで見た。
そして心底がっかりした。
「この先に(報復)平和はない」
なんておざなりなメッセージ。
前段の2時間を越えるストーリーからなんらつながらない、
“社会的映画”と呼んでもらうためだけのとってつけたメッセージ。
そもそもスピルバークにメッセージを求めてたわけじゃない。
だったらせめて退屈じゃない映画にしてほしかった。
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一応アカデミー賞にもノミネートされた作品なのでなぜこんなに私の評価が低いのか説明しておきます。
史実を意図的に無視しちゃった
1:
映画ではイスラエル側の人質を殺したのがパレスチナ人となっているが、
本当はドイツ警察であったことは明らか、とされている。
公表はされていないからその立場をとらないにしても
敢えて映画であれだけ残酷に描写する必要はなかった。
イスラエル人の主人公があれだけの人間を殺す理由を正当化する役割を果たしているあのシーンが史実とは異なるものだとしたら?
2:
モサドが殺した9人(映画では9人、実際は20人程度)の多くは非軍人のPLOの外交官。
モサド側は殺しやすい人を殺しただけ、という見せしめとしての報復であったことは触れられてもいない。
あ、主人公が「証拠はあるのか?」って悩んだって?
それtoo easyじゃない?
これによってこの映画はイスラエル・パレスチナ問題を捉えた映画ではなく、あくまでも敵と見方が戦う「西部劇」になっちゃったってこと。
そこまで意図的に西部劇にしたくせに最後に
「その先に平和はない」
って言っちゃうところ。
それが低俗すぎる。
そしてイスラエル側の主張にあまりにも偏っているってこと。
これはこの問題に詳しくない人が見る限り不愉快じゃないんだろうけど、
そうとうイスラエル側によってるということを知ってほしい。
私はあくまでも中立な立場だけど、
そう努力している人間だからこそ、
本当に腹立たしいのです。
レビュー登録日 : 2010年11月01日
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