オーケストラの職人たち

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 41
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163581002

作品紹介・あらすじ

ピアノやハープ、大型でこわれやすい楽器はどうやって運ぶのか?読みにくいスコアを美しいパート譜に清書する写譜屋さん、使うのは耳か目か?裏方のこだわりの仕事ぶりをユーモラスに描くエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • かなり私的で偏った好き嫌いの話が随所に出てくるはご愛敬。全体的に今まで知らなかったオーケストラを運営していくための裏方の仕事内容が、ユーモアもちりばめられつつ書かれている。著者の岩城氏による職人さんへのインタビューでは、長年一緒に仕事をしてきた同志のギリギリの(笑)本音らしきものも書かれていて面白かったな~。

  • 少し前に読み終わったのですが、今記憶に残っていることといえば、音楽で食っていくのは大変ということと、美味しい缶ビールの飲み方です(笑)。

  • 初読:2007年8月20日

    指揮者によるオーケストラの裏方に関するエッセイ集。そんな裏方まであるんだ! と勉強になった。面白かったのは、海外遠征に付き添うお医者さんのお話。

  • 楽器ごとに奏者の性格が書かれていて、ふむふむ、笑いました。オーケストラの舞台裏の職人たちの活躍がわかります。

  • オーケストラにまつわるエッセイ。昔ウィーンフィルが男性しか入れなかった時代、男のハーピストはものすごい重宝されたというのが一番なるほどな〜と思った。これを読んで本気でオケの裏方の仕事に就きたいと思った(笑)

  • オケの裏側。

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著者プロフィール

1932-2006。東京藝術大学在学中にN響副指揮者となり、56年デビュー。以後、世界のトップ・オーケストラを指揮。エッセイストとしても知られ、著書に『フィルハーモニーの風景』『音の影』など多数。

「2023年 『指揮のおけいこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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