2010.4
恋人との別れ、上司の死。
受け入れられないまま乗り込んだ電車の終点の町にたどり着く。
現実と距離を置いた生活の中で、記憶や妄想、不確かな女の感情が描かれる。
著者は詩をかく人だからか言葉の選び方、並び方が好きです。
妄想がふっと入り込んで事実なのか一瞬わからなくなるようなそんな雰囲気もなんだか惹かれます。
装丁が凝ってます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年4月15日
- 読了日 : 2009年10月12日
- 本棚登録日 : 2009年10月12日
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