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ぼくには数字が風景に見えるについてのkanaさんのレビュー


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読書記録として。アングラサブカル的なもの多し。たまにIT。

ぼくには数字が風景に見える 788人が登録 ★3.79

著者: ダニエル・タメット  制作: 古屋 美登里 
本 / 講談社 / 278ページ / 2007年06月13日発売

レビュー by kanaさん

ノンフィクション   読み終わった  読了日 : 2011年06月29日  4  登録日: 2011年06月29日

驚くべきことに著者は共感覚という能力の持ち主である。
さらにサヴァン症候群という能力を持ち、そのまま大人になった。
このことは奇跡に等しい出来事である。
さらに奇跡は起こる。著者は「本」という媒介を通して自分の世界を世の中に記すことができた。
数字が風景にみえるという共感覚がどのような状態であるのか。
そして生活していくうえで便利であるのか、不便であるところはどこなのか。
わかりやすい文章で人生がつづられている。
本書にはかかれていないが、その人生はつらく、過酷なものだったことが推測できる。
しかし、著者はまけることはなかった。たしかに挫折を経験しているが、挫折した数よりも多く別の体験をすることで乗り越えている。
これは障害を持つ人のみならず、すべての人類に希望を与えている。
努力することのすばらしさ。自分を見つめることの意味を本書では示している。
自分を知った上で、支えてくれる人の存在、つまりは愛をしることができたのも彼の成長のひとつの要因ではないかとおもう。
自分の努力はあたりまえのように必要だが、障害に対する理解者もまた絶対的に必要なのである。
本書を読むことで「人が支えあって生きていくことで発揮される無限の力」を知ることができるのではないだろうか。 レビュー登録日 : 2011年07月24日


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