設定的には、生まれも育ちも恵まれない女たちの哀しくやるせない人生の物語。かと思いきや!深い!
どんな状況も淡々と受け入れ、達観とあきらめを携えて、とにかく生きる。明日のことだけを考えて、生きていく。哀しみの中で、「愛になれなかったものたち」が降り注ぐ。表現しようのない余韻の残る、素晴らしい作品。
読書状況:読み終わった
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Bossanovaはいかが?
- 感想投稿日 : 2015年9月16日
- 読了日 : 2015年9月16日
- 本棚登録日 : 2015年9月16日
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