勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年6月15日発売)
本棚登録 : 3133人
感想 : 359件
勝間和代のエライところは、『何冊かの本に書かれていることをまとめるとこの本になるじゃないかと思う人は、情報の価値がわからない人である』というようなことを冒頭に書いて、読者の脳にくさびを打ち込むようなことをするところである。勝間にこんなことを言われると「この本はありがちな内容である」なんてなかなか書けない。かく言う私も勝間と同意見。すぐれたプラクティスの元ネタは人類4000年の歴史がすでに作り出した。従って純粋なアイデアには大した価値はなく、それを組み合して何かを行い、何らかの成果(失敗も含む)を出すことこそ、重要である。本書は、このことを改めて思い出させてくれる良書である。 あなたの周りに、いうことだけは立派なんだけどなにもしない、もしくはできない「評論家」はいませんか?もしいたのなら、この本をその人に読ませてみてください。きっと「目新しいことは何も書いてないね。クドクドクド・・・・」と、ウザイことを言うでしょう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年10月23日
- 読了日 : 2008年9月10日
- 本棚登録日 : 2018年10月23日
みんなの感想をみる