共鳴

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年7月1日発売)
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本棚登録 : 221
感想 : 36
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元刑事の祖父と引きこもりの孫の凸凹コンビが近所のトラブルを解決するなかで、家族について考え気づいていくストーリー。ぎこちないながらも徐々に分かり合っていく祖父と孫の姿、家族とはというテーマを考えさせる内容はいいと思ったがやや周辺の登場人物の存在感が薄いかなとおもいました。
堂場作品はスポーツものの登場人物は存在感がしっかりしているのに、そのほかの作品はそれが感じられないのは気のせいだろうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年9月26日
読了日 : 2012年9月26日
本棚登録日 : 2012年9月24日

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