90分に面白さが凝縮されています。一見の価値あり。
ただでさえ、リッチー・レン、ニック・チョン、ケリー・チャンが登場するのに、中盤で、「レッド・クリフ」で劉備役だった、ユウ・ヨンまで出てきて、ホントに90分で纏めきれてるの?と思ってしまう程です。
日本映画では、ほぼ観ることができない見事な銃撃戦(薬莢が飛び出していたかは不明です)があり、その間に「フード理論」的食事シーンが、「変な」BGMと共に流れるところもいい。ただ、一度で良かったので、銃に装填する描写が欲しかった,,,しかも、特殊部隊が展開するのが遅すぎる。香港って、それほど広い地域ではないはず。
ケリー・チャンは、確かに綺麗かもしれませんが、表情がない。やることなすこと間違ってるし、それを指摘する部下、上司(現場に警視長が一人)もいない。部下を信じろ!と言いたいです。
捜査課のチョン警部補の、組織対策部(および情報部?)や特殊部隊に先を越されたくない気持ちが異常?と思ってしまいました。仲間が殉職したから、でしょうか。
この映画に出てくる犯罪者たちを見ると、「映画の中で子どもを殺す」という描写が、本来いかにショッキングなものであるか、思い出させてくれる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
平成25年度夏学期
- 感想投稿日 : 2013年4月4日
- 読了日 : 2013年4月4日
- 本棚登録日 : 2013年4月2日
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